断路器を、3Dで見る。
見える切れ目をつくる
断路器は電流を切る機器ではなく、電路を目に見える形で切り離す機器です。ブレードが開く動きと、使ってよい場面・いけない場面を確かめます。
原理を理解するための教材3Dモデル
参考型式:三菱電機 DV形・形番1(DV-1)(単極単投・F–F接続・フック棒操作、7.2kV 200・400A)。「外観」「内部」「動作」「結線」で切り替えます。部品をタップすると、名前・役割・つながる相手と、資料で確かめた範囲が出ます。
見るポイント
- 電流を切る機器ではない。開く前に、遮断器(VCBなど)で電流を切ります。カタログでは、無負荷変圧器の励磁電流・無負荷電路の充電電流が実用上1A以下なら開閉できるとし、それより大きい電流は負荷開閉器を使うよう示しています。
- ラッチで自然に開かない。単極品はラッチ付きで、振動や電磁力で開かないようにしています。開くときはフック棒で外します。
- 約90°開く。開極ストッパー付きで、80°以上開くよう指示があります。開くと目で見える切れ目ができます。
- 開いても電源側は充電部。作業の前は検電して接地します。
根拠と未確認
資料で確認できたこと・簡略化したこと・未確認のこと
| 表したもの | 扱い | 根拠・理由 |
|---|---|---|
| 単極単投・フック棒操作、7.2kV 200・400A | 資料で確認 | カタログ p.2 表1・表2 |
| 支持金具とエポキシ碍子のV字形配置 | 資料で確認 | カタログ p.1 |
| 単極品のラッチ(自然開路しない) | 資料で確認 | カタログ p.3 |
| 開極ストッパー・開極角度約90°(80°以上開く) | 資料で確認 | カタログ p.3 図3-5 注3(F–F 200・400A標準品) |
| 励磁電流・充電電流は実用上1A以下なら開閉可、それより大きい電流は負荷開閉器 | 資料で確認 | カタログ p.2 表1 注1 |
| 全体の寸法比、碍子のひだ、接触子・ブレード・支点の形 | 未確認 | 外形図(図3-5)の画像を照合できていない。表8の A=130・B=145・C=400・D=100mm はあるが、どこの寸法かを図で確かめられていない |
| 接触ばね | 未確認 | DV-1の接触構造はカタログに記述がない。一般的な形の模式 |
動きは順番を示すためのもので、時間や電流・電圧の大きさは表していません。実際の操作・試験は、取扱説明書・社内手順・作業責任者の指示に従います。
出典
- 三菱電機「高圧・交流断路器 屋内用」カタログ(K-K06-5-C1036-L、2013年5月) p.1〜3、p.6 表8。2026年10月27日閲覧。