何を検出する?
DGR(方向性地絡継電器)。零相電流Io、零相電圧Vo、両者の位相関係から、地絡の方向を判定します。
配線図公開済みの完全型式だけを表示します。現在はK2DG-AV1の完成見本を公開しています。
オムロン デジタル形地絡方向継電器(ZPD方式)
DGR(方向性地絡継電器)。零相電流Io、零相電圧Vo、両者の位相関係から、地絡の方向を判定します。
Io:ZCTからZ1-Z2。Vo:ZPD組合せのK3P-MからY1-Y2。一次側・二次側を混同しないでください。
P1-P2間 AC110V。端子名だけで判断した値ではなく、K2DG-AV1公式定格で確認した値です。
a1-b1-c1、a2-b2-c2の接点出力。実盤でトリップ・警報のどちらに割り付けられているかは展開接続図確認が必要です。
動作電流、動作電圧、位相、動作時間、試験スイッチ、必要に応じCB連動。社内管理値はこのページに自動登録していません。
メーカー説明の「継電器非動作状態」を基準に、c1-b1導通・c1-a1不導通。動作時はc1-a1導通・c1-b1不導通です。
試験器型式、実盤の線番、ZCT・ZPD組合せ、トリップ方式、CB状態、復帰方式を照合してください。公式図の端子番号を別型式へ流用しません。
ZCTから零相電流Io、ZPDから零相電圧Voを受け、両者の大きさと位相関係から地絡方向を判定するDGRです。単にIoが大きいだけではなく、Voと位相条件が動作域へ入ったときに動作します。
| 引きはずし方式 | 電圧・無電圧・直流引きはずし |
|---|---|
| 零相電流整定 | 0.1 / 0.2 / 0.4 / 0.6 / 0.8 / 1.0A(ZCT一次側) |
| 零相電圧整定 | ロック / 2.0~15.0%(完全地絡電圧を100%) |
| 位相整定 | 遅れ20 / 30 / 40 / 50 / 60° |
| 動作時間 | 瞬時 / 0.2~1.0s |
| 準拠規格 | メーカー公式仕様にJIS C 4609準拠と記載 |
Io整定値はZCT一次側表示、Vo整定値は完全地絡電圧を100%とする一次側表示です。試験器出力値と同じ欄に混在させません。
kt-ltはZCT試験回路、k-ℓはZCT二次から継電器Z1-Z2へ接続する回路です。端子役割を混同しないでください。
この型式ではAC110V制御電源です。他機種のP1-P2まで同じ役割・定格とは断定できません。
メーカー説明では継電器内部回路の確認用で、ZCT・ZPD・外部配線の健全性までは確認しません。
上段と下段は別の10極列です。丸数字はメーカー公式図に示された端子位置番号です。
| 端子 | 位置 | 役割 | 確認事項 |
|---|
c1-b1が導通、c1-a1が不導通です。a接点は開、b接点は閉の状態です。
公式の試験スイッチ説明では、動作時にa1-c1が導通し、b1-c1が不導通になります。
Io、Vo、位相を組み合わせ、各要素が整定条件へ入ったときの動作を確認します。Voの整定値は完全地絡電圧を100%とする一次側表示です。
Io・Vo・位相を所定条件で入力し、試験開始から接点切替までを計時します。公式配線例ではc2-a2を接点監視に使用しています。
IoとVoの位相関係を変化させて動作域を確認します。メーカー公式仕様では現場試験時の位相角設定を±20°とする注記があります。
継電器接点だけの確認と、遮断器を含む連動試験を区別します。CB状態、制御電源、トリップ回路、復帰条件を盤図で確認します。
| 区分 | 内容 | このページの扱い |
|---|---|---|
| メーカー性能 | 動作電流±10%、動作電圧±25%、位相特性・動作時間特性など | 公式仕様確認済み |
| 規格 | メーカーがJIS C 4609準拠と記載 | 規格本文の数値は転載せず公式記載を案内 |
| 社内管理値 | 所属組織の試験基準・管理幅 | 社内基準確認 |
| 実設備整定 | Io、Vo、位相、時限、復帰方式 | 実機・成績書確認 |
Ioが正しく入力されず、地絡時に不動作となる可能性があります。監視機能の有無と回路図確認が必要です。
Vo入力が失われ、方向判定できない可能性があります。故障表示やフェイルセーフ構成は組合せ機器と盤回路で確認します。
継電器判定・表示・接点状態へ影響します。無電圧引外し回路か、電源喪失警報があるかは展開接続図確認が必要です。
継電器が判定してもトリップコイルや警報へ信号が届かない可能性があります。a接点・b接点と外部自己保持回路を確認します。
継電器接点が切り替わってもCBが遮断しない可能性があります。接点単体試験とCB連動試験を区別します。
不要動作、動作遅延、不動作、表示保持の相違が起こり得ます。試験前後の整定値・DIP設定照合が必要です。
IP-R2000やGCR-miniVSのコード色・端子名との直接対応、実盤のトリップ/警報割付、社内管理値は未登録です。
実機写真・試験器取説・社内基準を入手後に青判定へ更新。| 資料 | 資料番号 | 発行・改訂 | 参照箇所 | 適用範囲 | 公式URL |
|---|
公式Webページ上で資料番号・発行年月を確認できない項目は、空想で補わず「確認できず」と表示しています。実機写真照合は未実施です。