ぷかぷかうきわメモRELAY WIRING FIELD NOTE
安全上の前提: 本ページは配線確認と学習のための教材です。現場責任者の指示、社内手順書、操作票、系統状態、停電範囲、無電圧確認、誤投入防止、短絡接地、CT二次開放防止、VT・補助電源からの逆送防止、トリップ回路とCB状態、試験前後の整定値照合、原状復帰を優先してください。画面だけでCTT・試験スイッチ・CB等の操作を決定しないでください。
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配線図公開済みの完全型式だけを表示します。現在はK2DG-AV1の完成見本を公開しています。

DGR / ANSI 67G / WIRING GUIDE

K2DG-AV1

オムロン デジタル形地絡方向継電器(ZPD方式)

公式端子・試験図確認済み完全型式を公式資料で確認試験器固有のコード色は未指定
確認レベル:緑メーカー公式Web技術情報と試験配線図で照合最終確認 2026-08-10

何を検出する?

DGR(方向性地絡継電器)。零相電流Io、零相電圧Vo、両者の位相関係から、地絡の方向を判定します。

入力はどこから?

Io:ZCTからZ1-Z2。Vo:ZPD組合せのK3P-MからY1-Y2。一次側・二次側を混同しないでください。

制御電源は?

P1-P2間 AC110V。端子名だけで判断した値ではなく、K2DG-AV1公式定格で確認した値です。

出力はどこへ?

a1-b1-c1、a2-b2-c2の接点出力。実盤でトリップ・警報のどちらに割り付けられているかは展開接続図確認が必要です。

主な試験

動作電流、動作電圧、位相、動作時間、試験スイッチ、必要に応じCB連動。社内管理値はこのページに自動登録していません。

接点の基準状態

メーカー説明の「継電器非動作状態」を基準に、c1-b1導通・c1-a1不導通。動作時はc1-a1導通・c1-b1不導通です。

最重要注意

試験器型式、実盤の線番、ZCT・ZPD組合せ、トリップ方式、CB状態、復帰方式を照合してください。公式図の端子番号を別型式へ流用しません。

確認状態

この継電器は何を見るか

ZCTから零相電流Io、ZPDから零相電圧Voを受け、両者の大きさと位相関係から地絡方向を判定するDGRです。単にIoが大きいだけではなく、Voと位相条件が動作域へ入ったときに動作します。

IoZCTからの零相電流入力
VoZPDからの零相電圧入力
AC110VP1-P2制御電源
67G方向性地絡保護

仕様の要点

引きはずし方式電圧・無電圧・直流引きはずし
零相電流整定0.1 / 0.2 / 0.4 / 0.6 / 0.8 / 1.0A(ZCT一次側)
零相電圧整定ロック / 2.0~15.0%(完全地絡電圧を100%)
位相整定遅れ20 / 30 / 40 / 50 / 60°
動作時間瞬時 / 0.2~1.0s
準拠規格メーカー公式仕様にJIS C 4609準拠と記載

間違えやすい点

一次値と入力値

Io整定値はZCT一次側表示、Vo整定値は完全地絡電圧を100%とする一次側表示です。試験器出力値と同じ欄に混在させません。

kt-ltとk-ℓ

kt-ltはZCT試験回路、k-ℓはZCT二次から継電器Z1-Z2へ接続する回路です。端子役割を混同しないでください。

P1-P2

この型式ではAC110V制御電源です。他機種のP1-P2まで同じ役割・定格とは断定できません。

試験スイッチ

メーカー説明では継電器内部回路の確認用で、ZCT・ZPD・外部配線の健全性までは確認しません。

これは外形と確認位置を学ぶためのオリジナル模式図です。実機写真ではありません。

K2DG-AV1 外観模式図

正面カバー内の整定部、表示部、復帰レバー、試験スイッチの位置を簡略化して示します。実機操作は最新資料と現物表示を確認してください。
常設配線の概念図です。接点出力はc1-a1、c2-a2の各対を外部電源・負荷に直列に使う例を示します。負荷のトリップ/警報の割付、a接点/b接点の選択、接点容量と引外し方式は実盤の展開接続図で確認してください。
設備配線Io回路Vo回路制御電源動作接点

常設配線:ZCT・ZPD・制御電源・接点

線色は配線の役割を示す教材上の色です。現場の電線色・試験コード色を示すものではありません。
試験前確認: 主回路停電、無電圧、短絡接地、誤投入防止、ZCT・ZPD・制御電源・トリップ回路の状態、試験器定格、復旧方法を現場手順で確認してください。この図だけで接続を決定しないでください。
試験電流Io試験電圧VoAC110V制御電源接点監視

動作電流・動作電圧試験

公式例を役割別に再構成した図です。IoはZCTの試験端子kt-lt、VoはVOC-1MS2高圧側三相一括-接地側間、K3P-MのY1-Y2を継電器へ、制御電源はP1-P2へ接続する構成です。

端子配置と役割

上段と下段は別の10極列です。丸数字はメーカー公式図に示された端子位置番号です。

端子位置役割確認事項
基準状態はメーカー公式説明の「継電器非動作状態」です。制御電源の有無や復帰設定による保持状態は別に確認します。

非動作状態

b1c1-b1 導通a1

c1-b1が導通、c1-a1が不導通です。a接点は開、b接点は閉の状態です。

動作状態

b1c1-b1 不導通c1-a1 導通

公式の試験スイッチ説明では、動作時にa1-c1が導通し、b1-c1が不導通になります。

動作の流れ

1 通常時Io・Vo・位相条件が動作域外。c1-b1導通。
2 地絡・試験入力ZCTからIo、ZPDからVoが入力される。
3 継電器判定整定値と位相条件を満たし、時限後に動作。
4 接点切替c1-a1導通、c1-b1不導通。動作表示が橙。
5 外部回路盤配線に応じてトリップまたは警報回路が動く。
6 遮断・警報CBや警報の実動作は展開接続図で確認。
7 復帰自動/手動設定と制御電源状態に従う。
8 故障時入力断線・電源断・接点不良では保護不動作の可能性。

動作電流・電圧

Io、Vo、位相を組み合わせ、各要素が整定条件へ入ったときの動作を確認します。Voの整定値は完全地絡電圧を100%とする一次側表示です。

動作時間

Io・Vo・位相を所定条件で入力し、試験開始から接点切替までを計時します。公式配線例ではc2-a2を接点監視に使用しています。

位相特性

IoとVoの位相関係を変化させて動作域を確認します。メーカー公式仕様では現場試験時の位相角設定を±20°とする注記があります。

CB連動

継電器接点だけの確認と、遮断器を含む連動試験を区別します。CB状態、制御電源、トリップ回路、復帰条件を盤図で確認します。

判定値の区別

区分内容このページの扱い
メーカー性能動作電流±10%、動作電圧±25%、位相特性・動作時間特性など公式仕様確認済み
規格メーカーがJIS C 4609準拠と記載規格本文の数値は転載せず公式記載を案内
社内管理値所属組織の試験基準・管理幅社内基準確認
実設備整定Io、Vo、位相、時限、復帰方式実機・成績書確認

故障影響マップ

入力回路
ZCT・ZPD
Z1-Z2・Y1-Y2
継電器判定
Io・Vo・位相・時限
出力接点
a1-b1-c1
a2-b2-c2
外部回路
トリップコイル
または警報回路
設備動作
CB遮断
または警報表示

各部に異常があると

ZCT・Z1-Z2断線

Ioが正しく入力されず、地絡時に不動作となる可能性があります。監視機能の有無と回路図確認が必要です。

ZPD・Y1-Y2断線/短絡

Vo入力が失われ、方向判定できない可能性があります。故障表示やフェイルセーフ構成は組合せ機器と盤回路で確認します。

P1-P2制御電源喪失

継電器判定・表示・接点状態へ影響します。無電圧引外し回路か、電源喪失警報があるかは展開接続図確認が必要です。

出力接点の接触不良

継電器が判定してもトリップコイルや警報へ信号が届かない可能性があります。a接点・b接点と外部自己保持回路を確認します。

トリップコイル回路断線

継電器接点が切り替わってもCBが遮断しない可能性があります。接点単体試験とCB連動試験を区別します。

整定・復帰設定誤り

不要動作、動作遅延、不動作、表示保持の相違が起こり得ます。試験前後の整定値・DIP設定照合が必要です。

試験器プロファイルは、試験器の能力とコード名称を整理するものです。K2DG-AV1への具体的な接続は、継電器公式図・試験器取説・実機表示を三者照合してください。
復旧確認: 自動操作ではありません。現場責任者、社内手順書、操作票、設備構成、系統状態を優先し、相互確認してください。

形式・関連機器

K2DG-AV1、VOC-1MS2、K3P-M、OTG-N/OTG-D、AOF-1Nの組合せを確認。

オムロン 形式・種類確認日:2026-08-10

試験配線・接点動作

動作電流・動作電圧試験図、動作時間試験図、P1-P2、a1-b1-c1の動作を確認。

オムロン ご使用の前に公開Web技術情報。資料番号はページ上で確認できず。

定格・性能

AC110V、整定範囲、復帰方式、性能、JIS C 4609準拠記載を確認。

オムロン 定格・性能確認日:2026-08-10

未確認事項

IP-R2000やGCR-miniVSのコード色・端子名との直接対応、実盤のトリップ/警報割付、社内管理値は未登録です。

実機写真・試験器取説・社内基準を入手後に青判定へ更新。

項目別の確認状態

公式根拠資料

資料資料番号発行・改訂参照箇所適用範囲公式URL

公式Webページ上で資料番号・発行年月を確認できない項目は、空想で補わず「確認できず」と表示しています。実機写真照合は未実施です。

試験器資料プロファイル

配線図